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  • tomoya_igarashi

"手つかずの価値"


横浜から相談にきたサッカーキッズはまれにみるスポーツ万能ボーイだった


聞けば幼少期に体操をちょろっと、あとは興味に任せ、木のぼりやアスレチック。上級生との鬼ごっこなど


いまでも、週2回は何もない日があって友達と遊んだり、自主練したり 


話から伺えるのが"余白"が残されてるってことで、これはめちゃくちゃ大事


いまどきの子って本当に忙しい


毎年スクールのクラス替えをする関係で小学生のスケジュール感はよくわかるんだけど、まあ空いてない


色々な刺激が得られる反面、早期競技特化から怪我が多くなったり、動き過ぎのエネルギー不足から身長が伸びにくくなったり、、、


背を伸ばし、からだを大きくしたいのであれば余白をいれエネルギー温存に努めたいし、やり過ぎの怪我を予防したければ過度な競技特化は避けて然るべき。


"Stay hungry"


いまの子供たちはどうだろうか?


詰め込みすぎて、お腹いっぱいになってやしないだろうか?


次の練習が待ちきれない!そんな感覚があるだろうか?


競技特化していくことは必要で、それは確かなんだけど、じゃあいつから?ってなると今の子達は早すぎるんだと思う。


だから未熟なフィジカルのまま、サッカー仕様のからだが作られ、バランスが悪くなり、怪我する、上達しない、おもしろくない、、、そんな感じ?


もう少し、余白を持って、、遊びから育まれるフィジカルを大事に出来たらいいなあと思っている。


てな訳で、この子はうちでのトレーニングはなしの方向にして、くるなら月1で遊びくらいの感覚でと。せっかく"手付かず"で来ているのだから


自然もからだも手つかずが尊い


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こんにちは。アウンフィジカルスクール代表のいがらしコーチです。 アウンフィジカルスクールのブログを始めました。 スクールのこと 成長期のからだのこと コーチのお仕事のこと 色々とお話ししていきたいと思っています。 フィジカルの専門家の目線を通じて、現代の子供たちが取り巻くフィジカルの問題点や解決案について思うことを発信していきます! よろしくお願いします🤲

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