僕は3つのスクール、チーム指導を通じて目的意識の違う、こどもたちと運動をしている。
今日の話は"スポーツ万能スクール"の物語。ここでは運動があまり好きではなく、学校体育もやーらない。そんな子たちが多く来てくれている。
僕は運動は"楽しいものである"と同時にこのからだに生まれた以上、"生涯必要なもの"と定義づけている。
となると...
生涯必要なものが嫌いってのはなかなかしんどいものだよなあ,,,少しでも好きになってくれないかなあ,,,これが僕のスタンス。
みんなスクールを楽しみにしてくれていて、全力で自己表現してくれて、からだを動かす楽しさ少しずつ感じてくれているみたい。
『あんな楽しそうな顔初めてみた』
お迎えに来た保護者からそんな連絡をもらうこともしばしば。特別なことはなくて、ただただ、楽しく、子供の目線で遊ぶ。(そこにフィジカル要素を入れていくのがミス)
それだけです。
そして、今日。改めてこのスクールの存在意義を認識した。
"踏み台"だ
いまよりもちょっと高いところに手を伸ばす
そんなときの助けになる踏み台
なにかを修練するでもなく、ただただ、踏み出す勇気と踏み出した一歩を支えるそんな踏み台
一年半前、運動が苦手で嫌いそんな感じで入ってきた子が
今月で卒業すると言う
その理由はバスケを始めるからと
悲しい報告と言って話し始めたその子は嬉しそうにしている僕のリアクションを不思議に思ったらしい。
このやりとりを経て
僕はこういう橋渡しがしたかったんだなぁと
改めて再確認したっていう話。
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