top of page
検索
tomoya_igarashi

成長する選手が持っているもの

往復2時間半以上かけて、通ってくれている小学生。


今月は週末の予定が合わず、平日の学校終わりにきてくれた。


お父さんは送迎のために有給をとってくれたらしい。   


1カ月に1回、1時間。だけど必ず伝えたことを覚えて出来るようにしてくる。 


口頭で説明して、動作の反復。メモや動画を撮るでもないのに。覚えている。すごい。


彼は真剣なんだと思う。上手くなりたいんだと思う。目標を叶えたいんだと思う。


努力は方向性を間違えれば"無駄"になるけれど、それは本当の意味の無価値"無駄"ではなく、遠回りを意味する。


この遠回りにこそ、必要なものが詰まっていると思っていて、それが深みにつながる。


ただ、その意味に気付くのって、タイムラグがあって、行動し続けないと見えてこない。


また、必要な苦労としなくていい苦労みたいな話しもあって


時間っていう有限のリソースをどう活用するかってのも大事は大事。


自分ごととなると現時点でなにが必要かどうかなんてのはまったくわからなかったりする。


そんな時に気をつけているのが"直感に身をゆだねること"と"その場でジャッジしないこと"


直感はごきげんな時に、ごきげんに働くから、とらわれず、偏らず、ふらふら、ゆらゆら


自分が興味をもち、のめり込めるものはどんどん深追いしたい。


彼はどうだろう?


彼にとってなにが必要で、そうでないものはなにか。


その中で、僕の役割はなにか。


いつか、歩んで来たみちを振り返った時に、あの時間は有意義だった。そう思ってもらえるように最善をつくして向き合うのみ。

閲覧数:30回0件のコメント

最新記事

すべて表示

サッカーキッズのお父さんお母さんができるサポート

うちのスクールにはチャレンジ発表会なるものがある。 ”ひとつのチャレンジを通じて、多様な価値観を”こんなコンセプトのもと3か月に1回ペースで開催している。 こどもたち、お父さんお母さん、それぞれが"成長を共有できる場”を作りたい。その思いが確かに形になっている。...

"手つかずの価値"スポーツ万能を作るヒント

横浜から相談にきたサッカーキッズはまれにみるスポーツ万能ボーイだった 聞けば幼少期に体操をちょろっと、あとは興味に任せ、木のぼりやアスレチック。上級生との鬼ごっこなど いまでも、週2回は何もない日があって友達と遊んだり、自主練したり...

コメント


bottom of page